自筆証書遺言の作成のポイントとサンプル

1)内容、日付、署名を全て自筆する
ワープロ、パソコン等での作成は無効
●音声やビデオなどの映像も無効
●他人による代筆も無効

2)日付を明記する事
●平成28年9月吉日などの表記は無効
●日付スタンプも無効

3)署名、捺印する事
●認め印でもよいが実印がベスト

4)用紙や書式は自由
●記載内容は具体的に書き、曖昧な表現を使わない

5)不動産や預貯金など遺産内容は具体的に明記する事
●不動産は登記簿謄本とおりに明記するのが望ましい
●銀行口座は銀行名、支店、口座番号など明記する

6)遺言執行者を指定する
●スムーズな手続きを進める為に法定相続人以外の第三者が望ましい

7)遺留分を考慮する

8)付言事項を入れる
●法的効力はないが遺言者の最終表示として書かれる
●遺言をした動機や内容
●自分亡き後の希望する家族の在り方
●葬儀の方法や埋葬場所等

9)封筒に入れて封印し、保管する
確実に遺族が発見できるような安全な場所に保管する

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